(1)治療が難しいと知ったとき 1 ショックから立ち直る 2 体の苦痛を不安を減らす
(2)病状が進行する頃 3 後悔のない人生 4 別れの悲しみを癒す
(3)体が動かなくなる頃・(4)寝たきりとなる頃 5 傷ついた自尊心を癒す 6 寂しさを癒す 7 死の恐怖を癒す
無理に冷静になろうと思わず、放心した方が良いです。公園やカフェでぼーっとするのも、良いです。
放心することで、気持ちを整理できます。
部屋で一人でいると、気持ちが暗くなる一方で、気持ちの整理が進まないことがあります。
その時は、近所や公園など外を散歩しましょう。歩くことで、気持ちの整理が行いやすくなります。
人にもよりますが、誰かに話をすることで気持ちが軽くなります。
周りに、こういったことを話する人がいない場合は、ホスピスケアで医療や介護職の方に話を聞いてもらう方法もあります。
持ち物の整理を行いましょう。押し入れや引き出しの奥の持ち物も引っ張り出しましょう。
そして、4つのカテゴリーに整理してみましょう。
生まれた場所、青春時代を過ごした場所、行ってみたかった場所があれば、行っておきましょう。
会いたいという気持ちがあれば、会っておきましょう。
何かの理由で疎遠となっていても、会っておきたいと思えば、このタイミングで会ってみましょう。
〇一人で難しい場合は、手伝ってもらう
病状が進むと行えない場合もあるので、早めに行えると良いです。
一人で行っていくことが難しい場合は、ホスピスケアでサポートできます。
そして、介護や看護を受けることを、恥ずかしい、情けないと思う方もいます。
でも、介護を受けることは悪いことばかりではありません。介護や看護を行ってくれる人の優しさに触れられる大切な機会です。
それまで一人で頑張ってきた人、人との交流を避けてきた人も、癌が進んでくると、人恋しくなる場合があります。それは、人間本来の気持ちに素直になれた証拠でもあります。
介護や看護との温かい交流を通じて、自分が大切にされていると感じることができれば、心の癒しにつながります。
そして、ただ介護や看護を受けるのではなく、介護や看護を受けるときに感謝の気持ちを持つことは、あなたの気持ちにも良い影響があるはずです。
昼夜逆転となり、夜の時間に眠れないという方もいます。
〇傍にいる。雑談や話し相手になる。
〇フットケアを受ける。ただ傍にいるだけだと気まずい場合にお勧めです。この頃は、足がむくんでいる場合もあるのでマッサージを受けることむくみの改善になります。また、人にさすってもらうだけでも安心感が強くなります。
〇ホスピス犬にいてもらう。人だと気を使う方で犬が好きな方にはお勧めです。
宗教を信じる人が少ない日本人は、死後がわからないという不安や、「無」になる恐怖を抱くことは珍しくありません。
恐怖が強すぎると、死恐怖症(タナトフォビア)や無限恐怖症となってしまいます。普段は意識していなくても、癌が治らない現実を知ってから、恐怖を抱く方もいます。
この恐怖感を癒す方法を、いくつか紹介します。死の恐怖で気持ちを暗くせず、最後まで穏やかに過ごしたいものですね。
人やペットとのふれあい、自然に触れることで、「つながり」を実感する方法です。
つながっていると感じることができれば、自分だけという個の感覚が弱まって、不安を感じにくくなります。
宗教や科学ではわからない、この世のことを考えている学問が哲学です。様々な先人たちが、この世のことを宗教や科学とは異なった視点で、解明しています。
哲学的に言えば、私たちとこの世界は一緒であり、そもそも私は死んでも無にならないということだと思われます。過去の偉人たち(頭の良い人たち)が、死ぬことを怖がっていないことを考えれば、そういうものなのかもしれません。
静かに呼吸に意識を向けることで、気持ちが落ち着いていきます。座っているのが難しい場合は、寝ながらでもできます。
めい想は、死ぬことの練習という言葉もあります。めい想することで、死んだ後って、こんなものかと思えるかもしれません。
5分から10分程度行っていくだけでも、気持ちが落ち着きます。
死にたくないという気持ちが生じる原因として、執着心が強い場合があります。
この場合は、色々なコトやモノを手放すことです。優しい気持ちで、人に与える・捨ててしまうなど、自分の所有するコトやモノを手放すことで、執着心を減らせます。
今、自分が所有しているコトやモノは、元々は誰かから与えられたものです。元々は、自分は何も所有していなかったことに気づけます。
その時に、改めて「思いやり」や「つながり」を感じることもできます。
以上の癒しのランプです。多く用意しておくことで、穏やかな最後を迎えることができます。
一人で用意するのが難しい場合は、ホスピスケアをご利用ください。
心を込めて、サポートさせていただきます。