私たちの「ケア」の考え方 

看護・介護のやりがい

ケアの語源は「苦しみや悲しみを癒し、幸せを生むこと」です。

老いや病、そして死という、人生の最大の苦しみや悲しみを癒すケアは、最高の価値があるケアと言えます。

そして、そのケアは、私たちの人生にも恵みを与えてくれます。

これからの介護

これからの日本は、少子高齢化で、「少ない介護・看護スタッフ」が「多くの高齢者」を支えることになります。

そして介護保険や医療保険の制度は「介護は介助」、「看護は処置」と身体的なケアが中心となります。

短時間で多くの利用者の介助や処置の作業ばかりの毎日で、利用者の気持ちに寄り添う時間はなくなってしまいます。

 

現在でも、介護や看護スタッフの「専門性・責任に見合った待遇」ではありません。

その上で、人をケアする「やりがい」が減ると、さらに介護や看護の仕事の魅力が失われてしまいます。

  

気持ちのケアができないことは悲劇

がんの治療が困難となった後に、「体のケア」だけでなく「気持ちのケア」も必要です。

これからは一人暮らしの高齢者が増えます。そして介護・看護スタッフが不足する時代です。

 

そのため、気持ちのケアを受けることが難しくなります。

がんの治療が難しくなったときに、その困難と一人で向き合う方が増えます。

 

不安から逃れるために、過度な治療を続けることで、さらなる苦しみを生む場合もあります。

そうした苦しむ方々を「体のケア」として処置や介助するだけで「気持ちのケア」できないことは、ツライことです。

悲しさ、寂しさ、死の不安のケア

 がんの治療が困難となった後の「気持ちのケア」とは、具体的には悲しさ、寂しさ、死の不安に対するケアです。

「気持ちのケア」では、「思いやり」や「つながり」を感じられるが必要です。

 

悲しさ、寂しさは、自分が大切にされていることや自分一人ではないという感覚があれば癒されます。

それは家族でなくても誰かがそばにいること。人でなくても、ペットがそばにいることでも癒すことができます。

 

死の不安については、頭で考えても答えは出なく不安が募るだけです。

「命はつながっている」「死とは生まれたふるさとに戻ること」と穏やかに受け入れられる感覚があれば癒されます。

 

しかし、そうした気持ちのケアは、介護保険や医療保険では提供していません。

だからといって、ボランティアで提供することでもありません。

今でも介護・看護スタッフの報酬は低すぎますし、善意で行える内容ではありません。

 

本来のケアを取り戻す

 これからの時代は、気持ちのケアは、自費のケアとしてお金をいただく必要があります。

自費のケアを提供して高額なお金をもらうことに抵抗感がある方もいるかもしれません。

 

でも、美味しい食べ物、おしゃれな服、海外旅行、お葬式に高額なお金をかけても、不安な気持ちを癒せない方もいます。

それなら気持ちのケアにお金を使い、不安を癒して人生を豊かにしていくことにお金をかけるメリットは多いはずです。

 

そして私たち介護・看護スタッフも、自費をいただくことに値する満足感を提供することが必要です。

そのためには、ホスピタリティ・雰囲気・空気感を大切にした「気持ちのケア」を行えることが求められます。

寄り添うケア1

私たちは、今までの習慣で「制度でできないケア」=「提供できないケア」と考え方が狭くなっています。

そうした枠を取り払うことも必要です。

利用者がそのときに感じる「気持ち」に対応することが、「本来のケア」です。

寄り添うケア2

 

明るく優しい死生観

がんの治療が難しい方に対する気持ちのケアには、死生観が必要です。

それは「暗い終わりの死生観」ではありません。

様々な苦しみを手放せて、今の人生を幸せで満たしていけるという「明るく優しい死生観」です。

明るい死生観

私たちの介護や看護という専門性は、優しさが原動力です。

その優しさを、さらに高めていくことで、「明るく優しい死生観」を持ったケアが提供できます。

そうした「明るく優しい死生観」を持ったケアこそが、ケアの語源である「苦しみや悲しみを癒すだけでなく、幸せを生むこと」です。

私たちは、そうしたケアを、「ホスピスケア」と名付けて、実践していきます。

 

私たちの「チーム」の考え方

コラボレーション

 

多様性のある人々

団塊の世代からZ世代に至るまで、人それぞれに価値観は拡がっています。

インターネットや航空機の発展により、世界がボーダレスになっています。
物凄いスピードで多様な価値観が創り出されています。

同じケアやサービスを受けても「幸せ」を感じる方もいれば感じない方もいます。
多様な価値観に対応していくためには、多様性のあるケアが必要です。

多様性ケアサービスを提供していくためには、一人のトップが運営する従来型の組織では限界があります。
多様性のケアを創り出していくために、多くの方が運営に関われるDAO(分散型自律組織)が理想的です。

しかし、DAOには様々な課題もあり、実例はまだまだ少ないです。
過渡期である現代では、コラボレーションが今は最適だと考えています。

コラボレーションであれば、「個々が持つ独自性と多様性を尊重しながら協力する運営」と「責任ある運営」を両立できます。

今まで →現代 →近い将来
従来の階層化組織 コラボレーション DAO

みんなでコラボレーション

コラボレーションの条件

・異なるプレイヤー、異なるチームが参加
・一人一人の力を引き出せるように一人一人の様々な意見を理解する
・意見の違いによる対立ではなく、お互いにフォローする
・合意を築いて実行するモチベーションを高める

コラボレーションのメリット

・お互いに得意なこと、不得意なことを理解できる。
・得意なことを活かし合い、不得意なことを無理に行わなくて良くなる。
・不得意、ミスをフォローし合うので安心できる。

・「やれたら良いなと思うこと」「本当に困っていること」を言える。
・情報共有でき、協力者が多くなり、様々な問題に柔軟に対応できる。
・自分と相手の都合を考え、チームとしてまとまる。
・失敗も含めて「プロセス」も楽しめる。

創り上げるケア

がんの治療が難しいとなった方には、様々な「体の苦痛」「気持ちの不安」が生じます。

「苦しみや悲しみを癒すだけでなく、幸せを生むこと」ためには、「思いやり」と「つながり」のあるケアが必要です。

そのためには、介護や看護だけでなく、多様なケアサービスが必要になります。

さらに、人が行うことには、限界があるので、ペット・テクノロジー・自然も複合したケアサービスが必要です。

そうしたサービスを創り上げるためには、多様な生命を育む森のような組織が必要です。

そのため、やはり階層化された組織ではなく、コラボレーションで行っていく方が適してると考えています。

チームでケアする

必要なケアサービスの例

・介護保険外のケアサービス(外出介助など後悔のない人生のサポート)

介護保険外サービス

・放心カフェ(癌の治療が難しいと知った方が放心・相談できるカフェ)

カフェのドリンク

・シェアリビングハウス(夜も寂しくない)

 

ペット・テクノロジー・自然も複合したサービスの例

ロボットバナー

これからの日本は少子高齢化であり若い方が減っていくので、人が行うケアには量的な限りがあります。
そのため、自然が与えてくれること、ペットが行えること、テクノロジーが行えることもサービスとして創設していきたいと考えています。

 

・ドッグカフェ(飼っている犬を連れてるカフェではなく、癒しの犬と触れ合えるカフェ)

・AIの用(コミュニケーションサポート)

・IOTの活用(一人暮らしの方の見守り・コミュニケーション)

・自然(四季を感じられる環境、夜空を見れる環境)

 

ー募集要項ー

募集職種

募集要項 猫の手を借りる

  1. 経営アシスタント: 募集中
  2. 人材採用・広報 : 募集停止中
  3. 介護保険法務・労務担当: 募集停止中
  4. ケアスタッフ: 募集中  →訪問介護HP
  5. 看護スタッフ: 募集中  →訪問看護HP
  6. ケアマネジャー1: 募集中 →居宅介護支援事業所HP
  7. ケアマネジャー2(行政書士事務所併設): 募集中 →居宅介護支援事業所HP

就業場所

職種1,2,3,6(経営アシスタント、人材採用・広報、介護保険法務・労務担当、看護スタッフ)

就業場所:訪問看護ステーションはなもも
東京都足立区西新井5-34-4-105
・東武大師線大師前駅から徒歩15分
・日暮里舎人ライナー西新井大師西駅から徒歩10分

職種5(ケアスタッフ)

就業場所:社会福祉法人 互恵会
東京都足立区西新井5-34-1
・東武大師線大師前駅から徒歩15分
・日暮里舎人ライナー西新井大師西駅から徒歩10分

職種7(ケアマネジャー)

就業場所:社会福祉法人 互恵会
東京都足立区西新井5-34-1
・東武大師線大師前駅から徒歩15分
・日暮里舎人ライナー西新井大師西駅から徒歩10分

又は

就業場所:株式会社ごはんの会
東京都足立区栗原1-4-15-203
・東京スカイツリーライン西新井駅から徒歩5分